2024年03月16日 18時51分
Edge のプライバシー設定「ナビゲーションエラーを解決するために web サービスを使用する」とは何ですか?
「ナビゲーションエラーを解決するために web サービスを使用する」
Edge を設定しているときに、この設定を発見して、、「!!?」となったので調べてみました。
どうやら、この設定を使用すると、アクセスした Web ページがエラー(タイムアウトや SSL 認証失敗など)で読み込めなかった時に、Microsoft のサーバーに URL が自動で送信され、Microsoft のサーバーからも同じ URL にアクセスしてみることで、本当に存在しないのか使っている端末からアクセスできなかっただけなのかを確かめる機能だそうです。
Microsoft は送信されたデータは「ログに記録されない」としています。
なぜこの設定があるのか
この設定は、キャプティブポータルを検出するために存在するようです。
フリー WiFi などにアクセスしたときにブラウザでメールアドレスの入力やログイン(総じてサインアップ)を求められたことがあると思いますが、この仕組みをキャプティブポータルといいます。
サインアップ前にはポータル以外は全てエラーを返すので、そのエラーがこの端末だけで発生しているのかを、別のサーバーからアクセスしてみて確かめるということです。この端末だけということは「キャプティブポータルだ!」ということになり、新しいタブでポータルを開くための処理をするようです。